セラミック歯の症例セラミック治療の症例を写真を使って説明しています

5年ぐらい前にちょっとだけ歯を削って貼り付けるラミネートベニアの治療を受けたものの、左上前歯の真ん中の部分が破折してしまった為に格好が悪くなってしまいました。

元々正中離開があり、その隙間を埋める為に4枚のラミネートベニアを貼り付けていました。

正中離開の治療を行うにあたって、少しでもラミネートベニアの厚みを確保して破折しにくくする為に少しだけ歯を削ったみたいです。

ラミネートベニアで隙間を埋める治療は可能なのですが、かみ合わせの状況によっては今回の患者様のように破折してしまいます。

ラミネートベニアを貼り付ける場合、削るタイプのラミネートベニアであっても、削らないタイプのラミネートベニアであっても基本的には自分の歯の裏打ちがある場所に貼り付けるようにします。

まずは張り付けたラミネートベニアをキレイに除去するのですが、この時如何に天然の歯に残っているエナメル質を傷つけないようにするかが、今後のラミネートベニアの治療の成否に大きく関わってきます。

削らないラミネートベニアの接着剤は天然の歯のエナメル質には強固に接着するものの、それ以外の部分にはあまり強く接着しないからです。

ラミネートベニアを除去したあとの画像になります。

表面を磨いて接着剤の残りが無いようにしておきます。

削らないラミネートベニアを6枚セットしました。

¥240,000円(税別)¥264,000円(税込)