*現在ご新規の患者様の治療、お問合せを中止致しております。
ブラックトライアングルでお悩みではありませんか
- 「歯と歯の間に食べ物がはさまる」
- 「ブラックトライアングルが気になる」
このようないわゆる“歯の隙間”のお悩みはございませんか?
当院では、そんな患者さまへ「幹細胞由来培養上清液」を使用した歯茎の再生治療をご提案しております。
当院の歯と歯の隙間を埋める治療
治療イメージ
「幹細胞由来培養上清液」をブラックトライアングル(歯と歯の間にできてしまった隙間)周辺の歯茎に投与することにより、歯肉の細胞の細胞増殖能や細胞分化能を高めます。その結果、新たに歯茎の細胞が増え、歯と歯の隙間の歯肉にボリュームを与えて埋めることができるという治療法です。
「幹細胞由来培養上清液」とは?
幹細胞由来培養上清液(かんさいぼうゆらいばいようじょうせいえき)とは、幹細胞から分泌される、さまざまな成長因子やサイトカイン等の機能性タンパク質を豊富に含んだ医療用の再生材です。
歯科においては、近年、歯茎の再生や顎骨の再生に用いられるようになってきています。名古屋大学医学部附属病院歯科口腔外科では、顎骨の再生に成功しています。
医科においては、肌荒れ、顔の小じわ、顔のたるみ、傷跡、壮年性脱毛症(AGA)、薄毛などの美容分野をはじめ、目の疲れ、疲労感、二日酔い、精力減退、不眠、肩こり、腰痛、手足のしびれ、冷え性の改善などに用いられています。
この上清液は、老化または損傷した細胞の修復促進を目的とした研究用試薬であり、治療にあたっては、再生医療に精通した歯科医師の診断が必要です。
治療方法
黒く見える隙間の上と、その両側の歯の上に対して、内側と外側から計6箇所、幹細胞由来培養上清液を投与します。
歯と歯の間に三角形の隙間ができてしまう原因
歯と歯の間にできる隙間は、その部分が黒く三角形に見えることから「ブラックトライアングル」と呼ばれています。ブラックトライアングルは、
- 矯正治療による歯の移動の影響
- 加齢による歯肉の痩せ
- 噛みしめや歯ぎしり、食いしばりによる歯や歯茎への負担
- 歯周病による歯茎の炎症や、歯槽骨の吸収
- 力を入れすぎるなど、間違った歯磨きによる歯茎の損傷
などが原因といわれています。ブラックトライアングルの発生頻度は、高齢になるほど高まります。
ブラックトライアングルを放置することのデメリット
- 「見た目が悪い」などの審美的な障害
- 歯がしみる(歯根の露出による知覚過敏)
- 歯と歯の隙間に食べ物がはさまる(歯間鼓形空隙拡大による食片圧入リスク)
- 歯磨きがしにくくなることによる、むし歯・歯周病のリスク
- 歯と歯のすき間から空気が漏れることによる発音障害
ヒアルロン酸によるブラックトライアングル改善治療との違い
長い目でみた場合、通院・費用の負担を軽減できる場合があります
ヒアルロン酸は、歯茎を風船のように膨らませて隙間を埋めるもので、やがては体内に吸収されてしまい、再び隙間ができてしまいます。
幹細胞由来培養上清液投与は、健康な歯肉の細胞を再生しますので、きちんとしたメインテナンスを継続すれば、元に戻ってしまう可能性は少ないと考えます。
結果的に、患者さまの通院回数や費用などの負担を軽減できる治療であると思います。
よくある質問 Q&A
- 治療に際し、痛みはありますか?痛む場合、麻酔は使用しますか?
- 患部に注射をするので、インフルエンザワクチン投与時のような痛みが出る患者さまもいらっしゃいますが、基本的に麻酔は行いません。痛みに対して不安のある患者さまに対しては、あらかじめ麻酔をしてから行いますので、カウンセリング時におっしゃってください。
- 治療後、効果があらわれるまでどの程度の期間がかかりますか?
- 患者さまによって異なりますが、1~2週間程度が目安となります。
- 治療費を教えてください
- 費用はブラックトライアングル1箇所につき398,000円(税別)です。
- どのような形、大きさの隙間が対象になりますか?
- 歯茎の再生能力は、患者さま個人の再生能力によって異なります。複数回投与すればそれに応じて歯茎が再生する患者さまもいれば、1~2回の投与後、それ以上再生しない患者さまもいらっしゃいます。カウンセリング時に実際にお口の中を拝見し、ブラックトライアングルの原因を診断して、回数や範囲を決めていきます。
- 対象になる歯/ならない歯はありますか?
- 上の前歯、下の前歯、上の奥歯、下の奥歯など、すべての歯と歯の隙間が対象になります。上の前歯のブラックトライアングルが目立つというご相談が多いですが、下の歯のブラックトライアングルが気になるという方でもご相談ください。
- ダウンタイムは必要ですか?治療後、生活に支障は出ますか?
- 美容整形で行われる「シワ伸ばし」の施術直後のような腫れが生じます。基本的にお口を閉じていれば、見た目などを気にされることもなく日常生活は同じようにお過ごしいただけます。注意点は以下になります。
- 施術後に気をつけたほうがよいこと(注意点)はありますか?
- 針を刺した箇所が落ちつくまで数日間は、注射をした部分の歯茎に歯ブラシを当てないように気をつけてください。また、熱いものや刺激物を飲んだり食べたりすることも避けてください。
治療の流れ
- 治療についての説明、カウンセリング
- 幹細胞由来培養上清液の投与
- 希望により複数回の投与
- 効果が実感でき、さらなる歯茎の増殖を希望する患者さんに対しては、追加で複数回の投与を行うことが可能です
- 複数回の投与を希望される場合は、前回の投与から2週間以上間隔をあける必要があります
その他、当院でご提案しているブラックトライアングルの改善法
当院では、その方の症状に応じて、幹細胞由来培養上清液投与以外のブラックトライアングルの改善法のほかに、
などの方法も複数ご提案しております。
まずはカウンセリングを行い、患者さま個人に合わせた最適な治療をご提案いたします。お気軽にお問合せ・ご相談ください。