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• 仮歯とは
• 仮歯で過ごすリスク
• 症例
• 費用

仮歯はテック、テンポラリーｸﾗｳﾝ、プロビジョナルレストレーション、などと呼ばれる事もあり審美歯科治療においては必要不可欠な暫間補綴物です。

特にセラミック矯正などによって歯並びを変更する時など、最終的なセラミックの歯を模倣した仮歯を口腔内に装着して経過観察する事によって、患者さんの無意識の下顎運動を理解するのに大変役立ちます。

そこから得られた情報を基に最終的なセラミックの歯を製作しませんと、装着後に破折したり脱離したりする可能性が高くなるのです。

又、神経が残っている歯を削った場合など、仮歯がないとしみる可能性が高くなります。

最終的なセラミックのクラウンが装着されるまで削った歯を保護する役割もあるのです。

歯は少しずつですが動いているので、削った歯に周囲の歯と調和の取れた仮歯を入れておかないと出来て来たセラミックの歯の適合性が悪くなります。

再度型取りをする事になれば治療回数が増えてしまいます。

当医院では仮歯の段階で患者様と最終的なセラミックの歯の形を共有するようにしていますので、出来て来た最終的なセラミックの歯の形が患者様のイメージとかけ離れている事はございません。

その点も当医院が評価されているポイントになります。

一般的な仮歯はプラスチックでできている為に長期間使用していると仮歯自体が臭い匂いを発するようになります。

これはプラスチックが多孔性の分子構造をしている為、劣化するとその穴に匂い成分が入り込み、歯磨きしても取れなくなるからです

プラークや歯石が付きやすい為、歯茎が腫れて歯周病が進行しやすくなりますし、虫歯にも掛かり易くなります。

歯周病や虫歯が進行すると抜歯の可能性も出てきます。

そうなってしまうと、当初は1本だけのセラミック治療で済むはずだったのに、ブリッジによるセラミック治療になり3倍の費用が掛かるようになります。

仮歯は軟らかい為、使用していると段々削れて高さが低くなってきます。

最終的には仮歯に穴が開いて土台の歯が露出してしまいます。

そうなると、削りなおして治療を再開する必要がある為、時間と費用が多く掛かります。

左上前歯が壊れてしまって見た目がわるくなってしまいました。

土台の歯も茶色くなっていて、虫歯の治療も必要です。

きちんとした治療を受けなければいけない事は十分ご理解されていましたが、2~3日中に人と合わなければいけない予定があり、とにかく見た目だけを改善してほしいという事で来院された患者様です。

当医院におきましては見た目改善の為の仮歯のみの治療も実施致しております。

ご予約時に『仮歯のみの治療を希望』とお伝え頂ければご予約された当日に見た目の改善をおこないます。

極力即日で終了するように心がけていますが、本数が多かったり、土台の歯が歯茎に埋もれてしまっている場合など、2回掛かる場合もございます。