右上の大人乳歯が痛くなってきたので、抜いてセラミックのブリッジにする事を希望して来院されました。
右上の犬歯の所の永久歯が元々なく、乳歯のままで過ごしていましたが、最近痛みが出るようになって来たとの事。
レントゲンを撮って永久歯(犬歯)があるかどうか確認した所、存在していませんでした。
どうやら犬歯の先天的な欠如になっているようです。
永久歯の先天的欠如を伴う、乳歯の晩期残存は近年よく見られるようになってきました。
本来生え変わるはずの永久歯が存在しないので乳歯を抜くとその場所に大きな隙間が出来てしまう為に、晩期残存している乳歯はできるだけ長く使った方が良いのですが、今回のように痛みが出てきてしまった場合には直ぐに抜いてしまった方が良いです。
晩期残存している乳歯は、いずれにしても抜け落ちるようになっていますので、治療して痛みがなくなったとしても近い将来、痛みや、違和感の症状が出るからです。
抜歯した後の治療方法としては、①インプラント治療、②ブリッジ治療が一般的です。
今回はセラミックによるブリッジ治療をする事になりました。
右上前歯にセラミックの3本ブリッジをセットしました。
¥147,000円(税別)¥151,700円(税込)