セラミック治療でキレイな歯を手に入れる為には
よりキレイに口元をプロデュースするためには、ただ歯を削って白い歯(オールセラミックetc)を被せるだけではダメです。
それではただ単に元の歯よりも白い歯が入っただけです。
自然な感じの美しさがありながら、尚且つ機能美を持った白い綺麗な歯を手に入れる為には、正しい審美歯科知識とそれを実践する歯科技術が必要です。
『審美歯科治療(オールセラミック治療)はどの歯科医院で受けても同じ』ではありません。
どの様な材料(ジルコニア、イーマックス)を使って被せるのか?
どの様な形態にするのか?
どの様なかみ合わせにするのか?
セラミッククラウンの連結は必要か?
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個々の患者様の口腔内の状況を的確に把握し、治療計画を立てる必要があるのです。
噛むと言う機能性を無視して、キレイさのみを追求したセラミック治療では良好に使用する事は出来ないでしょう。
実際にセラミックの歯を製作する歯科技工士の技術も大切です。
①オールセラミックの噛み合わせ。
②オールセラミックの厚み。
③オールセラミックの適合性。
④オールセラミックの形態。
歯科医師が求めるこれらの要素を忠実に再現してもらう必要があります。
そしてこれら4つの技工技術をセラミックの歯を製作する歯科技工士なら持ち得ています。
しかし、5番目の要素として
⑤オールセラミックに対する審美眼(ちょっと大げさですが)
を持っている歯科技工士は少ないです。
それは、学んで得られる答えのあるものではなく、感覚と言いますか、概念みたいなものだからです。
どんなセラミック素材であっても、その特性を十分理解してそれを使いこなす事こそ審美歯科治療を実践する上で重要だと考えます。
歯科医師と歯科技工士の技術力はもちろん重要ですが、治療を受けようとしている歯科医院との『相性』も大事だと思います。
『そんな事あまり関係ないのでは?』と思われる方もいらっしゃると思いますが、治療には時間をかけて通院する事になりますし、セラミック治療は歯を入れたらもうおしまい、ではありません。
折角手に入れた白いキレイなセラミックの歯です。
長く使う為にはその後のメンテナンスがとても大切になってきます。 遠方から通院されていた患者様の場合は近所の歯科医院での定期健診になりますが、できれば定期健診も当歯科医院にてお任せ頂ければと思います。
つまり入れたセラミックの歯と同様、歯科医師やクリニックとも長いお付き合いになるのです。
いかに技術力の高い歯科医師であっても、患者様の希望をあまり聞こうとしない歯科医師のセラミック治療では十分に満足する事ができないでしょう。
単に症例数をこなす事を目的としている歯科医院の場合、患者様の希望の形や希望の色を望んだとしてもなか対応してもらえず、別料金が掛かる事もあります。
カウンセリング時には値段や通院回数だけで決めるのではなく、自分のなりたい歯並びや色にどこまで真剣に考えてくれるのかという事も重要です。
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